じぐいわとかやまとまとかコヤシゲとか ジャニオタ的シンメトリーの話

私には「シンメの人」がいます。

シンメとは、シンメトリーの略で、ダンスでいうところの立ち位置が反対側の位置にいる人のことです。
デビューしている人で説明すると、
タッキーなら翼であり、翼で言うならタッキーです。
彼らの名前から文字をふたつずつとって、このシンメは「タキツバ」と呼びます。

シンメといえば、BSプレミアムで放送中のザ少年倶楽部。
「あなたにお手紙書きましょう」のコーナーでシンメ同士手紙を書かされがち。

神宮寺と岩橋なら少し短くして「じぐいわ」
彼らのお手紙の新郎新婦ぶりは
伝説となったことが記憶に新しいです。

小山とシゲアキなら「コヤシゲ」
おや、名字だけとは限らないようです。


シンメは、永遠のライバルであり相棒です。

このことから、おたくの一部では、一緒に舞台に入ったり、チケットの手配をしたり、
行動を共にする相方、相棒のことを
「シンメちゃん」と呼ぶ文化があります。

例えば、みなみとあさこなら
「みなあさ」みたいな。
仲間内でツイッターでリプライ飛ばして盛り上がっていたりすると
「なんか、みなあさシンメ楽しそうだな…」と言われたりする。



私は、一昨年の11月にシンメの人と出会いました。

もちろん、現場です。
なんとも濃いコミュニティのなかです。

そこはかなり異質なところで、その後意気投合し、Twitterのアカウントを教えてもらいました。

そのとき居合わせたのは、出身地も歳もバラバラの4人。
そのうちの2人が私と後に私のシンメになる人です。

その後、一ヶ月くらいして、こちらでは流れないテレビ番組があり、
そのダビングをお願いしたことから、「では、お茶でもしましょうか」と急接近。


それから、現場が続き、一緒にチケットを取ることになり、今にいたります。
約一年にして、信頼関係を築くことに成功しました。


そのシンメの人とも、最初から遠慮なしの仲良し、というわけではなく、
最初にランチしたときは緊張して私は食べるの遅くなってしまったし、
3回目にダビング物の受け渡しをするときもお昼ちょっと会って、私は逃げるように解散しました。


その後、何度かデート(?)を繰り返し、ご飯を食べたり、渋谷をうろうろしているうちに
互いに敬語からタメ口になり、シンメの人から
「そろそろ(公演に)一緒に入った方がいい気がする」
今まで、同一の公演に入ったことはなかったので、私は、
「じゃあ、平日夜二枚で振り込んどくね!」
と即快諾しました。


この「そろそろ一緒に入った方がいい気がする。」
は、付き合っている恋人どうしならば
「そろそろ一緒に住まない?」
と言われると同意義語です。


いやそれは言い過ぎか。
訂正。
「そろそろ付き合う?」
と同異義語です。


これで、晴れて、私たちはシンメとなりました。


これ以降、私は二枚でチケットを取ったときはシンメの人に声をかけ、
シンメの人も二枚でチケットを申込んではその日一日、私と付き合ってくれます。
コンサートがはじまる前は、二人でじたんのうちわ、二枚でペアになってて名前が完成する名前うちわを作成して持って入ります。


言い忘れていたけど、彼女は同担(同じ人が担当タレント)、応援するアイドルはKくんです。
ジャニオタは疑似恋愛。
同じタレントを好きな者同士が仲良くなれるか、を私は試してきて、
結果、「やはり同担は苦手だ…」という結論に達していました。
早計だったのか、不思議な事に今のシンメは同担でも平気です。

むしろ、情報の共有と言う点で、同担は面白い。
新境地開拓。

シンメの人は、私より4才歳上で、東京の地理に詳しくついでに言うとジャニオタ歴も私より長いので、かなり頼れる存在です。

出逢った場所が、若年層が集まる場所だったので、多分同い年くらいか年下だと思っていました。
二回目会ったときに年齢きいてびっくりしました。

と、同時に私も4年経ったら、こんな感じになっていようという、ジャニオタ的キャリアプランを描くことに成功しました。

先日、待ち合わせの際に、シンメちゃんの♯demachiするわ。
とメールすると
お手紙ないと並べないらしいからね!

と返されたので、本気でシンメの人にお手紙を書くことにしました。
その量、便箋にして三枚。

一般のレターセットが便箋三枚につき、封筒一枚で構成されていることは、文通をしたことのある人、もしくはバンドの追っかけをするバンギャル、もしくはファンレター書く系のオタクはご存知かと思います。
便箋三枚。
本気のラブレターです。

ホテルに着いて寝る準備をした私は、真面目に書き始めました。

まずは、出合って一年になること。
そして現在。
いかに私がシンメの人を大事に思い、愛しているか。

衆議院が解散したので、選挙です。
その日は一緒に現場に入ることになっているので、期日前投票に行きましょうそうしましょう。

とくくりました。

投票、大事。
余談ですが、選挙は日曜日のため、ジャニオタのコンサートや舞台が重なることはよくあることです。
2年前も、選挙と現場(そのときはフレッシュJr.コンサート@横浜アリーナ)が重なって、私のツイッターのタイムラインは、期日前投票の話題で持ちきりでした。
「期日前投票に行ってきた」
と呟くと
「忘れてました、ジャニオタさんのツイートで思い出しましたありがとうございます」
とリプライをもらい
「ちょ、忘れないでください、投票大事ですよ」
「成人済みのJr.も投票行ったでしょうに」
という有権者たちのやりとりが繰り広げられたりしたことがあります。


さて、選挙のことは置いといて、
次の日。
前の日そこそこ夜更かしして書いたラブレターをシンメの人に渡しました。
その封筒の中に、連番予定のチケット代のお金も入れたので、一種の札レター(バンドの追っかけする人がファンレターにお札入れるやつ)みたいになってる。

すると、シンメの人も私にお手紙を書いてくれていました。

交換して恥ずかしいから、後で見ようね、とお互いしまって、別れてから読むことにしました。

帰りの電車
こそっとシンメちゃんからもらったお手紙を開けてみました。

すると、選挙の事は書いてないまでも、
出会った頃のこととか、相手を思う気持ちとかが、私が書いたこととほぼ同じで、
シンメよ、お前は俺か状態。

とんだ幸せなアベックのような私たちですが、
私がシンメちゃん好き好き大好きな気持ちには
隠れた心理がある気がしてなりません。

気になっているのは、以下の2つ

1つ目。「自担に対する感情の投影。」
シンメちゃんに会うときは「じたんを観る日」と同じ日であるから、
自担を好きな気持ちがシンメちゃんに投影されてしまっている問題。

これが不思議なもので、私は現場に向けて「楽しみ」とかそういう気持ちがあまりなくて、
緊張はしても、実感がこもらないまま舞台やコンサートを観るというところがあります。
下手すると、憂鬱なときもあるくらいで。
オタクの中には、舞台初日を迎える事で緊張することを
「初日鬱」という言葉もあるくらい。

ところが、シンメちゃんと待ち合わせしてから、現場に向かう、となると、
途端にワクワクして楽しみのエンジンかかってくるという不思議な現象が起こります。

大変、いいことなのだけれど、不思議としか言いようがないです。

2つ目。「利害関係」
チケットを連なった番号で一緒に買っておく連番。
ジャニーズのチケット申し込みは先に郵便振り込みで、
落選したら返金票という書類が届きます。
ジャニーズのチケットの申し込みでは通常でチケット代に+して
手数料900円と振り込み手数料が80円ほどかかります。
連番していたら、この手数料を折半できるのです。

その金額は小さなものですが、連番することにメリットは別にもあります。

ジャニーズのチケットはファンクラブに入っていても、
1か月の舞台、複数回あるコンサートでは、1人につき1回しか当たらないことが多くあります。
つまり、1人の名前では1回しか当たらないので、おのずと1回しか入れない。
しかし、誰かと連番の約束を取り付け、
自分名義で2枚、相手名義で2枚申し込めば、
手に入るチケットは2回分になる。

多くのステージに入りたいおたくは友だちがいたほうがいいのです。

そして、オタクが偶数グループでいたほうがメリットはあります。
例えば、ミュージックステーションスーパーライブなどの観覧は偶数人数での申込みが必須です。

また、NHKプレミアムで放送中の「ザ少年倶楽部」
NHKの「MUSIC JAPAN」
の観覧はがきが当たると、最大2名まで入場可、ということで、
それぞれ自分の名義で申し込むと当選確率があがる。

自分が当てたら、シンメを誘う、という暗黙の了解があることで、利害が一致するわけです。

重複申し込みが禁止の場合、
年齢の若さというアドバンテージから、
連れの名前を入力しないといけないときは、
私がシンメちゃんを「同行者」として申しこみます。

両者win-winの関係なら問題ないのですが、
恋愛と一緒でどちらかの思いが強すぎたり、
別のシンメっぽい仲いい人ができたら、なかなか関係を維持していくのは難しいでしょう。

恋愛にも似ているし、なんだか思春期の頃の女の子のグループの概念にも似ています。

私は連番で入るようになった5月からけっこうシンメちゃんにべったりで、
例えば、コンサートの日、コンサートの開演が17時でも13時前くらいから一緒にいます。
他人と一緒にいる限界がだいたい1時間の私にとってこれはなかなかの新密度。
文字にしていて自分でもびっくりしています。

この前、ふと思ったのが、シンメちゃんはなぜ、私の求めていることを読むんだろうってことで。
舞台始める前、この日も17時からの現場なのに、13時前からお茶して
互いの年末年始について話していて、舞台終わった後、昼からずっと一緒にいたし、
たいがい一緒にいたなーでも別れがたいなーと思っていたら、
「まだ門限まで時間あるからちょっと30分くらいお茶して帰ろう」
と言われる。
なんか、あれ。
ピンク・レディーのUFOみたい。

♪ねむたくなったらベット
♪のみたくなったお酒
♪次から次へと差し出すあ~な~た~♪

歌いたくなっちゃった。

いやね、最近気になるのがね、
この間、例のごとく私が観覧を当てて、「一緒行こうー」ってシンメちゃんを誘ったのです。
会った日にいっぱいおしゃれな洗練されたお菓子くれて、なんでだろって多分、誘ってくれて有難うの意。

私はその数ヶ月前の私の誕生日に超おしゃれで実用的なものをもらったから、
ちゃんとお返ししないとって思って
焦ってたのだが、結果としてプレゼント交換みたいになった。
また物もらっちゃった。

おいおいなんでお互いがお互いの誕生日の翌日に会ってんだよ問題は置いておいて、
「バレンタインだから~」ってシンメちゃん言ってたけど、
深読みすると、
「これだけお礼したから、自分がもし次、なんかしらの観覧とか当てても誘いませんよ」
という意味なのでは…

深読みが止まらない。


バレたかー、ちょっと下心あったのバレたかー。
いやいや、あなたが当てたら誘ってくださいとか言いたいんじゃなくて、
単に身軽でその道に詳しくて、気軽に誘えそうな友だちを検討した結果だよ!?

しかし彼女、貸し借りにこだわるからなー
以前、シンメちゃんが観覧当てて誘ってもらえたとき、
「これで前回の観覧の借りは返したと思ってるから!」っていってたから。

そんなこと気にしていたのかい?とちょっと驚いた。
言われてみれば、舞台にしても観覧にしても当てるのは私の方がパーセンテージ高め。


危ういねえ、シンメという関係性、危うい。
何がきかっけで解体するかわからないのがシンメだからねえ。
一時アツかった岸優太と高橋の颯くんの「ゆうふうシンメ」なんて、今や跡形もないから。



しかし、今のところ、待ち合わせの時間を早めに指定して来るのは私じゃなくてシンメちゃんなので、
そのくらい長い時間一緒にいてもOKという意味だと思っている。
他の友だちと一緒に現場に入る時もジャニオタとシンメでまず待ち合わせしてから合流するので、なんか特別感ある。

舞台とか観覧終わった後に、駅までいつも送ってくれるんだけど、
送ってくれるとか、思考がかなりイケメンじゃね?!
シンメちゃん、思考がイケメン、と感じながら、
駅の改札前でバイバイして
改札通って、ちらっを振り返ったら、
まだ見守ってくれてて手を振ってくれてる。
えっ?振り返りからの更にバイバイ?
イケメン思考のシンメにときめき半端ない。

ちなみに、この
「はけると見せかけていなくなる直前に手を振る」行為は
私たちのじたんKくんがコンサートでする行為であるため、
ファンの私達にもそのくせがついたとも考えられる(言い訳)



常日頃、私は自分の人間関係はドライだと思っているけど、
仲良くなるとわりと、だらだらとべったりしてるな、と気付かされたりします。

感情的なものと利害関係と、と気になりますが、
今は、好きだから、遊びたいし、一緒にいたいのだ、という気持ちです。

私たちの好きなKくんは現場系アイドルということで、現場が2カ月以上途切れる事はありません。

シンメ曰く「ジャニオタさんとは、下手に近所の友だちよりも会っている」

シンメ的な友だちが出来ると、現場でも幕間などの休憩時間の過ごし方も完全に変わってきます。
一人でいたときはの幕間や公演後は、私のツイッタ―はレポアカと呼ばれるほどで、
基本、ツイッタ―で数分前の舞台上の出来事を全世界に発信していたのですが、
シンメができると、幕間も感想や互いが観たことを話していたりするので、
幕間や舞台後の行動が全く違ってきます。
ツイッタ―にかける時間がぐっと減りました。

私をフォローしている人&それを検索する人、リツイートする人という顔の見えない相手に対する働きかけ(貢献)から、
2人の世界に変わったような感じです。
とはいえ、2人とも他にそれぞれ異なる交友層がいるので、密閉された空間でもないし、閉鎖もされていない。

行動パターンが変わるということって何だか、付き合う人に寄って別人にかわる感覚と似ている。

対人関係とはなんと不思議なものでしょう。


シンメちゃんがきめ細やかな心配りの出来るひとなので、
依存関係に陥らないように気を付けながらも、

18:02 シンメ「○月に舞台決まったけど、一緒行く??」
18:02 オタク「行く行くぅ」
18:04 シンメ「返信はやっ!(笑)」

って退勤した直後にバスのなかでラインを飛ばしてる時が楽しくてたまらないので、
しばらくは…どっちかが結婚とか(笑)をむかえるまではこの関係性を続けていきたいというのが私の意志です。

そんなこんなで、
今日はジャニオタ特有の人間関係
「シンメ」の紹介記事でした☆

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